
ランプハンドリング・航務業務
RAMP HANDLING・FLIGHT OPERATIONS
高校の修学旅行の際、つなぎ姿にヘルメットを被り機側でテキパキと作業しているスタッフを見た時に「カッコ良い!」と思い、グランドハンドラーを志しました。その後、専門学校の授業で貨物業務や飛行機のバランスを計算するオペレーション業務に興味を持つようになりました。
前職では他空港で航空貨物の仕事をしておりましたが、貨物だけでなく、もっと幅広くグランドハンドリングの仕事に携わりたいと思うようになりました。そこで、一つの部署だけに所属するのではなく、航務・ランプ・旅客・給油・貨物といった多岐にわたる業務へマルチに挑戦し、活躍できると感じ志望しました。
現在は航務業務とランプ業務を担当しています。航務では大きく分けて2つの業務があり、地上作業が滞りなくおこなわれているかを管理するステーションコントロール業務。ウェイト&バランスの管理や航空機へ気象情報、揺れの情報を伝える運航管理補助業務があります。ランプではお客様の手荷物を航空機へ搭降載する業務や、航空機を誘導するマーシャリングなどをおこなっています。どの業務も安全運航に直結する重要な業務です。
悪天候や遅延などイレギュラー時は非常に忙しくなりますが、事業所一丸となって無事に便を出発させた時の達成感が好きです。また、定刻出発を意識するあまりタイムプレッシャーから焦りが生じることもありますが、安全確保のための確認を徹底しています。
信州まつもと事業所は航務・ランプ・旅客が同じ事務所にあり、業務上の会話はもちろん、年齢やセクションに関係なくプライベートな会話も飛び交っており、「アットホーム」という言葉がぴったりだと思います。
休日はテニスやスキー、登山も楽しんでおり、職場の仲の良さを日々感じています。
鈴与エアポートサービスは、社内研修や他事業所への応援出張もあるため、全国12事業所の社員と交流する機会や他空港で働ける機会も多くあります。「運航管理者は地上の機長、私たち運航担任者(航務)は地上の副操縦士」という航務訓練時に教官からいただいた言葉は今も心に残っています。その言葉を思い出す度に、気が引き締まる思いです。これからも航空業界を志した学生の頃の気持ちを忘れず、幅広い知識と経験を積み、オールラウンドプレイヤーになりたいです。10年以上この業界で働いていますが、やはり空港で働く人はカッコ良いです。航空機の安全運航を地上から一緒に支えていきましょう。

