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ランプハンドリング / Ramp Handling

人生は一度きり。好きな仕事に再び戻ってきた

中学生の頃、家族旅行で初めて飛行機に乗りました。その時に見た空港で働く人たちの姿がかっこよくて、空港の仕事に就いてみたいと考えるようになっていったのです。高校卒業後は仙台の航空専門学校で学び、卒業後は那覇空港に2年間勤務。沖縄の空港を選んだ理由は、ある程度の規模があり、かつ様々な業務に関われると考えたからです。その後、今度はより大きな現場で仕事をしてみたいと思い、羽田空港へ転職しました。貨物やハンドリングの仕事を3年間ほど経験し、結婚をきっかけに静岡に引っ越してきました。じつは、静岡に来てしばらくは飛行機から離れて別の仕事をしていたのですが、やっぱり空港での仕事が忘れられませんでした。「人生一度きりだし、好きな仕事をやろう!」と改めて思い、昨年エスエーエスに入社。ランプハンドリングの部署で働き始めました。空港の勤務は3つ目ですが、エスエーエスのある静岡空港は地方とはいえ、利用するエアラインの種類が多く、国際線も離発着するため、これまでの空港と比べても一人の業務内容が幅広く感じます。覚えることが多いのは大変ですが、やりがいにあふれる毎日を送っています。

巨大な機体をコントロールする責任の重さと面白さ

ランプハンドリングの業務内容は、出発便の手荷物のソーティング、到着便のマーシャリング、給水、汚水の処理、ケータリングの準備、機体の洗浄、そして送り出しまで、本当に幅広い業務を担当します。その中で特に私がやりがいを感じるのは、マーシャリングと送り出しでお客様のお見送りをする瞬間です。マーシャリングは、到着した航空機のコクピット正面に立ち、手信号で機体を停止位置まで誘導する業務。地上レベルで停止線を確認しているチョークマンと連携しながら、機長に的確な指示を出していきます。チョークマンとの息が合わないと、機体が停止線をオーバーしてしまったり、早く止まってしまったり。少しでもズレるとその後の様々な業務に支障が出てしまうため、責任重大です。でも、自分の送る信号で、巨大な機体をコントロールするのはやっぱり爽快ですね。また、機体が離陸する際は業務を終えたランプハンドリングのメンバー一同並んでお見送りをするのですが、その瞬間は毎回、責任ある仕事をやり遂げた達成感があります。1年間365日。炎天下の日も、大雨の日も、雪の日も、お客様と航空機の安全を守るため、常に細心の注意を払ってランプハンドリング業務に挑んでいます。

全員の顔や名前を知っているからこそのチームワーク。

ランプハンドリングの課内はメリハリを持って働く意識が徹底されています。やる時は、やる。休む時は、休む。そんな風に全員が仕事の切り替えがはっきりしているため、とても働きやすいですね。また、これまでに空港会社をいくつか経験しましたが、自分の課の全員の顔や名前を知っているのは、ここエスエーエスだけ。自然とチームワークも良くなると思います。加えて、他の空港会社との大きな違いと言えば、経験できる業務の幅広さだと思います。業務を担当するために資格を取得し、資格を取得したことでこれまでできなかった業務に挑戦できる。身につけたスキルがすぐに活かせる環境は、モチベーションの向上にもつながっているのではないでしょうか。私も来月からは機側責任者の立場につくことになったので、任務をしっかり果たしていきたいです。そして、花形とも言われている「航空機けん引」の資格を取ることも今後の目標の一つ。できることをどんどん磨いて、課内の大きな戦力になれればと思います。現場での業務はもちろんですが、いずれは指導や監督をする立場にも興味があります。せっかく空港の仕事に戻ってこられたのですから、向上心を持って様々なことに取り組んでいきたいですね。

ある1日のタイムスケジュール(早番)

  1. 6:15 出勤/朝礼
  2. 6:20 体操
  3. 6:25 始業点検
  4. 7:00 始発便出発対応/ケータリング業務
  5. 11:00 便対応
  6. 13:00 休憩
  7. 14:00 便対応
  8. 16:45 終礼/勤務終了

My Message!

間違えても、できなくてもいいので、まずは自分で考えて、自分から動いてみる姿勢を持って仕事をしてほしいと思います。未経験でも、間違っていてもエスエーエスはしっかり教えてくれる環境があります。飛行機が好きで、積極的な姿勢のある方は、ぜひエスエーエスに飛び込んで来て下さい!

My Message!